ロッテ吉井監督“勝負の決断”「あれ以上投げても」9回益田に言及 代打で決勝打の石川には「本当に迷った」
9回のピンチでマウンドに行く吉井理人監督
◇プロ野球パ・リーグ ロッテ5×-4西武(30日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは延長10回の戦いの末、劇的サヨナラ勝利。吉井理人監督は同点の9回にピンチを招き交代を告げた益田直也投手について言及しました。
試合は先制を許しながらも、打線が西武の平良海馬投手から4点を返し同点で迎えた9回。前の登板で700試合登板に到達した守護神の益田投手を送ります。
しかし先頭打者にヒットを許すと、その後は制球乱し2四死球と1アウト満塁のピンチ。左打者の鈴木将平選手に2ボールとしたところで、吉井監督は左腕の坂本光士郎投手に交代を決断しました。
指揮官は「どう見てもどこかおかしい感じだった。あれ以上投げてもストライクは入らないと思った」と説明。坂本投手が2者連続三振の見事な火消しをみせ、「(坂本が)うまく抑えてくれましたね」と安堵(あんど)の表情を浮かべました。
吉井監督の決断はその後もさえわたります。延長10回1アウト1、2塁と一打サヨナラのチャンスでは、この日ホームランを放っている角中勝也選手の打席で、代打・石川慎吾をコール。石川選手は左腕の佐藤隼輔投手から右中間へのサヨナラタイムリーで見事期待に応えました。吉井監督は「本当に迷ったんですけれど、角中も左打てるのでどっちがいいのかなと思ったんですけれど、あそこは石川で勝負してよかったです」と振り返りました。
体調不良で離脱者が続出した9月は7勝16敗と大きく負け越しましたが、勝負どころの決断がハマり勢いをつける勝利。残り7試合、2位のソフトバンクまで1.5ゲーム差と激しいクライマックスシリーズ進出争いにチーム一丸で挑みます。
ロッテは延長10回の戦いの末、劇的サヨナラ勝利。吉井理人監督は同点の9回にピンチを招き交代を告げた益田直也投手について言及しました。
試合は先制を許しながらも、打線が西武の平良海馬投手から4点を返し同点で迎えた9回。前の登板で700試合登板に到達した守護神の益田投手を送ります。
しかし先頭打者にヒットを許すと、その後は制球乱し2四死球と1アウト満塁のピンチ。左打者の鈴木将平選手に2ボールとしたところで、吉井監督は左腕の坂本光士郎投手に交代を決断しました。
指揮官は「どう見てもどこかおかしい感じだった。あれ以上投げてもストライクは入らないと思った」と説明。坂本投手が2者連続三振の見事な火消しをみせ、「(坂本が)うまく抑えてくれましたね」と安堵(あんど)の表情を浮かべました。
吉井監督の決断はその後もさえわたります。延長10回1アウト1、2塁と一打サヨナラのチャンスでは、この日ホームランを放っている角中勝也選手の打席で、代打・石川慎吾をコール。石川選手は左腕の佐藤隼輔投手から右中間へのサヨナラタイムリーで見事期待に応えました。吉井監督は「本当に迷ったんですけれど、角中も左打てるのでどっちがいいのかなと思ったんですけれど、あそこは石川で勝負してよかったです」と振り返りました。
体調不良で離脱者が続出した9月は7勝16敗と大きく負け越しましたが、勝負どころの決断がハマり勢いをつける勝利。残り7試合、2位のソフトバンクまで1.5ゲーム差と激しいクライマックスシリーズ進出争いにチーム一丸で挑みます。