パリ五輪出場への基準となる、女子ゴルフの世界ランキングが3日付で発表され、全米女子オープンで優勝した笹生優花選手が24ランクアップの6位で日本人トップに立ちました。

男女ともに出場枠『60』のパリ五輪では、世界ランク上位15名までは自動的に出場枠を手にし(同国・地域で最大4名)、16位以下の選手は各国・地域2名を上限に、60名の枠を満たすまで出場権が与えられます。

笹生選手は前回5月27日発表時点で30位でしたが、全米女子オープン優勝により6位へとジャンプアップ。

今回の全米女子オープンでは上位10位のうち、日本選手が5選手ランクインするなど躍進を見せ、世界ランキングでも

・笹生優花 30→6
・渋野日向子 192→61
・古江彩佳 25→22
・小祝さくら 51→47
・竹田麗央 45→40

とそれぞれランクアップしました。

このままの順位で変動がなければ6位の笹生選手と、19位の畑岡奈紗選手が出場枠を獲得することになりますが、畑岡選手の後方には22位の古江選手や25位の山下美夢有選手が控えるなど、競争が激しくなっています。

世界ランキングは毎週発表され、世界ランキングを基にした6月24日のオリンピックゴルフランキングでパリ五輪の出場枠が決まります。