【広島】CSファイナル初戦は阪神に逆転負け 勝負を分けた5回の攻防 九里亜蓮は粘りきれず
◇プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズファイナルステージ第1戦 阪神4-1広島(18日、甲子園)
広島は阪神に逆転負けし、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦を落としました。
最優秀防御率の阪神・村上頌樹投手に対して、左打者を7人並べた広島打線。3回までに2つの四球と内野安打で毎回ランナーを出しますが無得点。それでも4回に先頭の小園海斗選手がスリーベースヒットを放つと、1アウトから秋山翔吾選手の犠牲フライで先制します。
一方先発は14日のDeNAとのファーストステージで延長10回からリリーフ登板した九里亜蓮投手が中3日で先発のマウンドへ。3回までヒット一本に抑える上々の立ち上がり。ところが4回に森下翔太選手に変化球をレフトスタンドへ運ばれ同点とされます。
この試合、鍵となったのは5回の攻防。田中広輔選手がヒットで出塁すると、その後送りバントで得点圏へ進め、3つめの四球を選ぶなど村上投手を攻め2アウト1、2塁のチャンス。迎えた野間峻祥選手は低めのストレートをはじき返しましたが、痛烈な打球はショート木浪聖也選手のグラブの中。チャンスを逃します。
すると直後の守りでは九里投手が1アウトから死球とヒットで1、3塁。ピンチを背負うと9番の村上投手に一塁線を抜けるタイムリーツーベースを浴び勝ち越し点を献上。さらに続く近本光司選手に2点タイムリーを許すなど、九里投手は5回4失点で粘りきれませんでした。
反撃したい打線は村上投手を6回1失点と打ち崩せず、7回以降はリリーフ陣に抑え込まれ逆転負けとなりました。
ファイナルステージは全6試合で先に4勝したチームが日本シリーズへ進みます。リーグ優勝した阪神は1勝のアドバンテージがあるため、広島は翌19日も負けると残り4試合すべて勝つしかない窮地に立たされることになります。
広島は阪神に逆転負けし、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦を落としました。
最優秀防御率の阪神・村上頌樹投手に対して、左打者を7人並べた広島打線。3回までに2つの四球と内野安打で毎回ランナーを出しますが無得点。それでも4回に先頭の小園海斗選手がスリーベースヒットを放つと、1アウトから秋山翔吾選手の犠牲フライで先制します。
一方先発は14日のDeNAとのファーストステージで延長10回からリリーフ登板した九里亜蓮投手が中3日で先発のマウンドへ。3回までヒット一本に抑える上々の立ち上がり。ところが4回に森下翔太選手に変化球をレフトスタンドへ運ばれ同点とされます。
この試合、鍵となったのは5回の攻防。田中広輔選手がヒットで出塁すると、その後送りバントで得点圏へ進め、3つめの四球を選ぶなど村上投手を攻め2アウト1、2塁のチャンス。迎えた野間峻祥選手は低めのストレートをはじき返しましたが、痛烈な打球はショート木浪聖也選手のグラブの中。チャンスを逃します。
すると直後の守りでは九里投手が1アウトから死球とヒットで1、3塁。ピンチを背負うと9番の村上投手に一塁線を抜けるタイムリーツーベースを浴び勝ち越し点を献上。さらに続く近本光司選手に2点タイムリーを許すなど、九里投手は5回4失点で粘りきれませんでした。
反撃したい打線は村上投手を6回1失点と打ち崩せず、7回以降はリリーフ陣に抑え込まれ逆転負けとなりました。
ファイナルステージは全6試合で先に4勝したチームが日本シリーズへ進みます。リーグ優勝した阪神は1勝のアドバンテージがあるため、広島は翌19日も負けると残り4試合すべて勝つしかない窮地に立たされることになります。
最終更新日:2023年10月18日 21:12