プロ野球・巨人のドラフト4位ルーキー門脇誠選手が9・10月度の「スカパー！サヨナラ賞」を受賞しました。

9月17日のヤクルト戦。1点リードの9回に守護神の大勢投手が約3か月ぶりとなる復帰登板で、中村悠平選手に犠牲フライを許し同点に追いつかれる展開。

それでも直後の攻撃で2アウト1、2塁とし、門脇選手は清水昇投手を相手に「食らいついていくその気持ち一心」と粘りに粘って10球目。低めのストレートをセンター前へ運び、プロ初のサヨナラタイムリーとなりました。

チームメートからの激しいウォーターシャワーを浴びた門脇選手は、原辰徳監督(当時)と熱い抱擁。劇的勝利のヒーローとなったルーキーは、「自分が決める側っていうのは、初めてだったので、本当に変な感覚というか、これがずっとテレビで見てた、あれなんだなと感じました」と振り返ります。

この一打でサヨナラ賞を初受賞した門脇選手は、今シーズン一番記憶に残ったプレーを問われると「もちろんサヨナラを決める打席。やっぱり勝利に1番繋がる打席だったので、ああいう場面で打てたっていうのは、自分的にも自信になりました」とコメント。

来季に向けては「今年と変わらず1年間しっかり1軍にいるっていうのと、その上でしっかりショートでレギュラーっていうところで全試合出られるように、ケガをしないように、波のない選手になっていきたいと思ってます」と意気込みました。