プロ野球セ・リーグは28日、各地で3試合が行われました。

盛岡で11年ぶりの主催試合となった巨人。先発グリフィン投手は3回、1アウトから連打でピンチを招くとヤクルト・山田哲人選手に内角の球をうまくレフトスタンドへ運ばれ3点を失います。試合中に降り出した雨が強さをました6回にも長岡秀樹選手に3ランを浴び6回6失点で降板。その後、降雨コールドとなり巨人は3連敗となりました。

3連勝中の3位広島は同点の5回。1アウト1、2塁のチャンスで先発の森下暢仁投手がプロ第1号となる勝ち越し3ランホームランを放ちます。自らを援護した森下投手は6回、7回と三者凡退に抑え反撃を許さず今季4勝目。投打で勝利に貢献しました。一方、敗れた2位DeNAは2連敗となりました。

中日先発は交流戦の防御率が0.00の高橋宏斗投手。5回まで阪神打線から9つの三振を奪う好投。6回に1アウト満塁のピンチを招くも4番・大山悠輔選手を併殺打に打ち取り得点を与えません。しかし7回、2アウト2塁から木浪聖也選手、近本光司選手にタイムリーを許し、試合は延長戦へ。それでも10回、2アウト2塁から岡林勇希選手のタイムリー3ベースが飛び出し勝った中日。首位阪神から大きな勝利を手にしました。

＜28日の結果＞
◆ヤクルト6-0巨人
勝利投手【ヤクルト】小澤怜史(3勝1敗)
敗戦投手【巨人】グリフィン(4勝4敗)
本塁打
【ヤクルト】山田哲人9号、長岡秀樹2号

◆広島6-2DeNA
勝利投手【広島】森下暢仁 (4勝1敗)
敗戦投手【DeNA】石田健大(2勝4敗)
本塁打
【DeNA】牧秀悟12号
【広島】デビッドソン8号、森下暢仁1号

◆中日4-2阪神
勝利投手【中日】勝野昌慶 (4勝1敗)
敗戦投手【阪神】島本浩也(2勝1敗)
セーブ【中日】マルティネス(1勝1敗17S)