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阪神は“延長10回”で力尽きる 大竹耕太郎7回2失点の粘投 近本光司の同点打も勝利には届かず

2023年6月28日 21:34
阪神は“延長10回”で力尽きる 大竹耕太郎7回2失点の粘投 近本光司の同点打も勝利には届かず
阪神・大竹耕太郎投手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 中日4-2阪神(28日、甲子園球場)

前日は11得点を奪い、連敗を『5』でストップした阪神。この日は共に今季の防御率が1点台、阪神・大竹耕太郎投手と中日・高橋宏斗投手が先発。試合は前評判通りの投手戦となります。

その中で先手を許した阪神。大竹投手は2回、中日の4番細川成也選手の2塁打から1アウト2、3塁のピンチ。7番石橋康太選手にはストレートを詰まりながらレフト前へはじき返され2失点を喫します。

援護したい阪神打線でしたが、高橋投手の前になかなかチャンスを作れず。5回までに9つの三振を奪われます。

それでも0-2で迎えた6回にチャンス。1番近本光司選手の内野安打、2番中野拓夢選手の四球、3番前川右京選手のヒットで1アウト満塁。この絶好機に4番大山悠輔選手を迎えますが、結果はダブルプレー。一打同点の場面でチャンスを逃します。

7回にもチャンスを作る阪神。6番糸原健斗選手のヒットで出塁すると代走・熊谷敬宥選手が2塁へ盗塁成功。8番木浪聖也選手が1点差に迫るタイムリー、さらにその後、大竹投手の代打・ノイジー選手が死球とチャンスは続き1番近本光司選手が同点タイムリー。終盤で試合を振り出しに戻します。

そして試合は9回で決着がつかず延長戦に突入。阪神は10回4番手・島本浩也投手が死球からランナーを出すと、2番岡林勇希選手に勝ち越しのタイムリー3塁打。代わった5番手・加治屋蓮投手もビシエド選手にタイムリーを浴びました。

阪神の裏の攻撃は、中日の守護神・マルティネス投手に抑えられ無得点でゲームセット。接戦を落とし連勝とはなりませんでした。

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