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岡田監督「こんなので喜んでいたらダメでしょ(笑)」11試合ぶり2ケタ安打に一安心 森下翔太は「バントをさせるような選手ではもうない」

2024年4月19日 6:22
岡田監督「こんなので喜んでいたらダメでしょ(笑)」11試合ぶり2ケタ安打に一安心 森下翔太は「バントをさせるような選手ではもうない」
8回同点打を放った阪神・森下翔太選手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ 阪神2x-1巨人(18日、甲子園球場)

延長10回に佐藤輝明選手のサヨナラ安打で、巨人に勝利した阪神。試合後のインタビューで岡田彰布監督は「2ケタ安打がうれしいですね」と笑顔でコメントを残しました。

2ケタ安打は4月5日のヤクルト戦以来11試合ぶりで今季2度目。打線は、この試合を含め10試合連続で2得点以下と得点力に苦しんでいますが、ヒット増加に一安心の表情を見せています。

その中で勝負強さを見せたのは、2年目の3番森下翔太選手。1点を追いかける8回、ここまで抑えられていた巨人先発の菅野智之投手の初球スライダーを捉え、レフト前へのタイムリー安打。「(前の打者の中野拓夢選手が送りバント失敗で)嫌な感じだったんですけど、いいところでずっと打っている感じですね」と賞賛の言葉を贈りました。

延長10回には、巨人の守護神・大勢投手からヒットを放ちチャンスメーク。サヨナラ勝利へつながる貢献も見せました。「中野が出たところで、ずっと森下が良かったんで。バントをさせるような選手では、もうないんでね。森下に懸けました。よく中野も走りましたよね」と、厚い信頼を寄せる言葉を残しています。

2ケタ安打について再度聞かれると「こんなので喜んでいたらだめでしょ(笑)。まあうれしいね。『やっと』っていう感じでしょう」と話しています。