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「人との出会いに恵まれる才能は人一倍」32歳で亡くなった工藤壮人選手の妻が心境をつづる

2022年11月22日 20:17
「人との出会いに恵まれる才能は人一倍」32歳で亡くなった工藤壮人選手の妻が心境をつづる
工藤選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
先月21日に水頭症のため32歳の若さで亡くなったサッカー元日本代表の工藤壮人選手。21日、工藤選手の妻がインスタグラムを更新し、現在の思いを記しました。

「工藤壮人を応援してくださったすべての皆さまへ」と書き出された文章には、「先月10月21日に主人がこの世を離れてから今日で1か月が経ちました。あまりに突然の出来事で、私たち家族もいまだに気持ちの整理がついておりません」と深い悲しみにある心境を告白。

それでも「私や娘、親族がやり場のない悲しみにくれるなか、Instagramへのコメント、Twitter、スタジアムでの横断幕や応援を通して、本当にたくさんの愛のこもったお言葉や力強いメッセージに触れ、折れそうな心を支えていただきました」と、支えてくれる人への感謝の気持ちをつづりました。

2009年に柏レイソルでプロ生活をスタートさせると、海外を含めて6つのチームを渡り歩いた工藤選手。

妻は「どこのチームへ行っても最高のチームメートやスタッフ、家族のように接してくださった方々との出会いがあり、国内外問わず、その土地土地の素晴らしさを感じながら生活することができました」と工藤さんに感謝し、「人との出会いに恵まれる才能は人一倍で、とても実りのある人生を送れていたことを幸せに思います」と記しました。

そして最後には「長年にわたり温かく応援してくださった皆さまへ、工藤壮人に代わり御礼申し上げます。本当にありがとうございました」と感謝し「工藤壮人の関わったチームの益々の躍進、サッカー界の更なる発展、そして、これからカタールW杯に臨む日本代表チームの健闘を祈っています」と締めくくりました。

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