◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-2中日（25日、東京ドーム）

4月で3勝目を挙げた巨人の菅野智之投手。6回93球を投げ、6安打3三振2四球2失点という成績でした。

5回には岡林勇希選手のライトフェンス直撃の2塁打で1点を失い、さらに2アウト1、3塁のピンチ。しかし、同学年の中田翔選手を“この日最も良かった”スライダーでセカンドゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けました。

「もっとビシッと行きたかったけど、(6回の）細川（成也）のホームランは反省しないといけないですけど、5回はしっかり粘れたんで、こういうピッチングできたのも、もう一つすごく大きいのかなと思います」

坂本勇人選手が6回ウラに逆転の3ランホームランを打ったときには満面の笑み。そのあとをしっかり守り切った中継ぎ陣の投げっぷりを安心した表情で見守っていました。

「きょう勝つのと負けるのとでは大きな・・・個人的にとても大きい1勝。チームにとっても大きい1勝ですけど、この1勝を忘れずに。こうやって勝たせてもらうこともあるって、粘り強く投げているといいことあるんだなと再認識しました」と試合後に語りました。