4日の中日戦、バックスクリーン左へ今季第51号ホームランを放ったヤクルト・村上宗隆選手。

シーズン残り22試合でどこまで数を伸ばすのか注目が集まりますが、野球解説者の赤星憲広さんは同日放送の『Going！Sports＆News』で「55本は十分クリアできる」とコメントしました。

この日のホームランを見た赤星さんは、「見事なバッティングでした。打ったのは甘めのスプリットだと思うんですが、ストライクゾーンに甘いボールがきたときはミスショットをほとんどしないですね。バッティングにも強引さがないですし、意識はセンター方向に向いていると思います」と解説。

さらに、「各球団、ヒットならまだOKと思っていると思うし、今の村上選手を抑えようと思ったら、緩急でタイミングを外すしかないと思います」とコメントしました。

また、ホームラン数をどこまで伸ばせるか予想を聞かれると、「まずは王貞治さんの55本というのが第1目標だと思います。今の調子、ペースでいけば十分クリアできるんじゃないかなと思いますし、夢の60本も見えてくるんじゃないかなと思います。あとは優勝争いをしているので、どれだけ勝負してもらえるかがポイントになってきますね」と答えました。

◇村上宗隆選手 今季成績

120試合 打率.341 51HR 125打点

＜3・4月＞
27試合 打率.297 6HR 20打点
＜5月＞
24試合 打率.244 9HR 23打点
＜6月＞
23試合 打率.410 14HR 35打点
＜7月＞
20試合 打率.318 8HR 17打点
＜8月＞
23試合 打率.440 12HR 25打点
＜9月＞
3試合 打率.417 2HR 5打点