◇プロ野球セ・リーグ阪神8x-7中日(3日、甲子園球場)

連敗中の2位阪神は、6-7と1点を追う9回に、中日・守護神ライデル・マルティネス投手から2点を奪い、逆転サヨナラ勝利。

試合後、阪神・岡田彰布監督が、勝利の要因に挙げたのはルーキーの中継ぎ富田蓮投手でした。

この試合は、先発の西勇輝投手が2回に大量6失点。序盤から敗色濃厚の展開にストップをかけたのが2番手の冨田投手。

「富田が2イニング行ったけれどビシっと流れを(持ってきた)、3者凡退、3者凡退と流れを持ってきたので、やっぱりリリーフ陣の流れだと思う」

2イニング打者6人を完璧に抑え込んだ富田投手。チームに反撃の芽を残してくれた好リリーフを称えました。

「6点取られて、初めて3連敗するなと思いましたけれど、大きな連敗をしない。(投手陣が不調の時は)バッターが取り返すいい形になってきた」投打が共に支え合うチームの戦いぶりを高評価した岡田監督。

「明日はもっとスッキリ(勝ちたい)。こっちが先制してゆっくりみてもらいたい」と、甲子園のファンに勝利をプレゼントすることを笑顔で話しています。