中田翔 キレッキレのダイビングキャッチに「これだよーこれ」とSNS盛り上がり 本人は「無難にこなせられるようにはなった」
プロ野球・巨人の中田翔選手(32)が2日、オープン戦第1号を放ちました。しかし、打つ方だけではなく、守る方でも中田選手はチームをもり立てました。
6回には中村剛也選手のサードへの打球にうまく反応した岡本和真選手がファーストに送球。ショートバウンドになりましたが、中田選手が見事なグラブさばきで処理。ベンチに帰ってから、中田選手にぺこりと頭を下げる岡本選手の姿も見られました。
また、7回に栗山巧選手の打球をダイビングキャッチし、ダブルプレーを演出しました。
これまで守備でも定評のあった中田選手は、今季20キロ以上増量したことが話題になっていて、守備への影響を懸念する声も出ていました。
しかし、増量を感じさせない、キレた動きにSNSは「これだよーこれ」、「IT’S翔TIME」といった声や「体柔らかいー」という声で盛り上がりました。
実は中田選手、キャンプ前に日テレ系の野球中継「DRAMATIC BASEBALL」に「(守備は)下手くそだった。無難にこなせられるようにはなった」などと守備への思いを語っていました。
▽以下、中田翔選手のインタビュー(抜粋)
――守備のルーツというのはどこに?今まで日ハムで4番を打ってる時に、1番2番が塁に出てくれて、自分を犠牲にしてチャンスメイクした上で、僕に打席を回してくれるという形。
打点王をとって、本当にチームメートに感謝という気持ちがあったので、守備の面でなんとか、カバーしてあげたいなという気持ちでずっとファーストを守っていました。
ショーバン(ショートバウンド)であったり、少しそれた球であったりは、普通にカバーしてあげたいなと思ってます。
――守備は小さい頃から得意だった?そんなことないですよ。
プロ入った時は本当に下手くそでした。手で転がしたボールでさえ、トンネルしてたくらい下手くそだったんです。
いろんな方に指導してもらって、上手いとは思ってないですけど、無難にこなせられるようにはなったのかなと思います。
――足を大きく開いて最短距離でボールをキャッチするという体の柔らかさも中田選手ならでは。
柔軟性は昔からあった?
体が柔らかいということに関しては、昔からかもしれないですね。
――中田選手の大きな武器ですね?それでいろいろとケガも免れてきたと思います。
もっともっと皆さんをカバーできるように頑張りたいなと思います。