７日、西武・松坂大輔投手（４０）が現役引退を発表したことを受け、“松坂世代”としてともに一時代を築いた巨人・村田修一コーチ（４０）がコメントを発表しました。

引退を聞いて村田コーチは、「松坂世代と呼ばれるだけあって、大輔が目標で、大輔の球を打つために集中してきたメンバー。そのトップに立っていたのが大輔だからね。辞めるのはすごくさみしいけど、しびれが治らないまで投げてね。よく頑張ってくれたと思います」と松坂投手をねぎらいました。

村田コーチは投手としてプレーしていた東福岡高校時代、甲子園で横浜高校の松坂投手と対戦。松坂投手の剛速球を見て、投手をあきらめ、大学に入り野手に専念したといいます。

プロに入り２度のホームラン王に輝くなど、球界を代表する大打者として活躍できたことに、「今の村田修一を作ってくれたのは彼のおかげだから。彼の球を見て、この球が打てればプロ野球で成功すると思って練習したわけだからね」と感謝を述べました。

そして、松坂投手に今後、期待することについて、「現役は終わるけど、日本の野球にこれからも関わってほしいですね。そしていつかまた野球を通して関わったり、指導者としてぶつかり合えるのを楽しみにしています」とエールを送りました。