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西武・松坂大輔 平成の怪物が現役引退へ

2021年7月7日 8:56
西武・松坂大輔 平成の怪物が現役引退へ

プロ野球・西武は7日、松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表しました。引退会見の日時などは決まっていないということです。

“平成の怪物”と呼ばれた松坂投手は、1998年に横浜高校のエースとして甲子園春夏連覇を達成。その年のドラフト1位で西武に入団しました。1年目から16勝をあげ最多勝や新人王などのタイトルを獲得。2007年からメジャーリーグ・レッドソックスなどでプレーし、メジャー通算56勝をマークしました。2015年にはソフトバンクで日本球界に復帰。その後、中日を経て2020年から古巣の西武でプレー、現在までに日米通算170勝108敗2Sをマークしています。

松坂投手の決断に西武の渡辺久信GMは「このような決断に至り、本人も大変悔しい思いをしています。昨年7月に手術を受け、それ以降も『メットライフドームで勝利する』ということを目標に大輔自身、厳しいリハビリに耐えながらここまでやってきました。ライオンズファンに自身の姿を見せることができていない日が続き、体調面もなかなか向上せず、ずっと苦しい思いをしてきたと思います。実際、今年もここまでずっと、球団施設などで毎日復帰に向けて必死にリハビリやトレーニングを重ねる大輔の姿がありました。大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います。今は双方の回復に専念をさせていただきたく、ぜひ皆さまには彼のことを引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです」と、コメントを発表しました。

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