まるでレスリング 白鵬 翔猿下し7連勝
大相撲名古屋場所7日目、今場所に進退をかける横綱・白鵬は前頭三枚目・翔猿との初顔合わせ。
取組前から奇策を取ってきたのは翔猿、仕切り線より大きく後ろに下がりました。立ち合いは激しいぶつかり合いにならず、まわしを取らせたくない翔猿は間合いを取りました。
白鵬の懐に飛び込むフェイントをかけたり、腕を伸ばしたりして相手の手をつかもうとする姿は、さながらレスリングのよう。間合いをはかる珍しい展開が続き、1分を超える相撲に。
それでも、最後は白鵬が一瞬で翔猿のまわしをつかむと上手投げ。大関・照ノ富士と並んで無傷の7連勝を飾りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ ※写真は2021年7月9日