東京五輪バドミントン日本代表で男子シングルスに出場する桃田賢斗選手（２６）が、所属するＮＴＴ東日本の須賀隆弘監督（５０）とともに、オンラインで取材に応じました。

桃田選手は、開幕まで１１日に迫った大舞台を“集大成”と位置づけ、「バドミントンプレーヤーとしていい年齢の時に、東京で、日本で五輪をやることは巡り合わせだと思うので、そういった節目に対して、今まで自分が感じてきたことだったり、経験してきたこと、いろんな方に支えられたり応援してくれたことを全部ひっくるめて（力を）全部出し切りたい」と意気込みを語りました。

本番へ向け、重点的に強化している部分については、「攻撃面を重要視しながら練習している。技術とか戦略とかもあると思うが、最後は気持ちの戦いになると思うので、一つ一つの練習の中でしっかり意図を考えながら苦しい時でも逃げない、その積み重ねが本番でも強い気持ちでプレーできると思うので、自分に負けないように練習に取り組んでいる」とコメント。

さらに所属するＮＴＴ東日本の須賀監督は、４月から桃田選手の契約形態を正社員から契約社員に変更したことを発表。実質“プロ契約”を結んだことを明らかにしました。

桃田選手は、「朝から晩まで体育館でしっかりトレーニングをさせていただける環境を作っていただけたのが自分の中では一番大きい。より一層自分も気が引き締まりますし、その分しっかり結果で恩返ししないといけないと思っている。そこはしっかり責任感を持って頑張っていきたい」と改めて決意を語りました。

写真：日刊スポーツ／アフロ