巨人11失点 原監督「2度とあっては…」
14日、東京ドームで開催されているプロ野球、2位巨人対3位ヤクルトの一戦。巨人は投手陣が13フォアボール、2試合連続二桁失点で連敗。両チームのゲーム差は0.5に縮まりました。
巨人の先発は山口俊投手。初回からヤクルト打線につかまり、サンタナ選手の走者一掃のタイムリーツーベースなどで4点を失います。その裏、巨人は中島宏之選手のタイムリーで2点を返し、3回には4番・岡本和真選手がリーグ単独トップとなる27号2ランホームランで同点とします。
しかし巨人は、前日13日の試合で14得点を許したヤクルト打線を抑えきれません。4回、ヤクルト・オスナ選手に勝ち越しのタイムリーを許すと、6回にもオスナ選手に3ランホームランを打たれ、再び4点のリードを許します。
7回には4者連続のフォアボール、押し出しも2つなどさらに3失点。試合を通して9投手の継投でフォアボールは13と投手陣の制球難が響き、2試合連続の二桁失点となる11失点。
リーグ戦中断前最後の試合を落とし3位ヤクルトとのゲーム差は0.5ゲーム差になりました。
試合後、原監督は「かばいようがないな。2度とあってはいけないゲーム」と話しました。リーグ戦再開に向けては「時間があるし、いいものは伸ばし、矯正するところはすると。全員でよく戦った前半戦だと思います。しっかりとつなげていく」と前を向きました。