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「ホッとしている」山本由伸が圧巻デビュー 1番いいところに「チームの雰囲気」

2024年2月29日 17:00
「ホッとしている」山本由伸が圧巻デビュー 1番いいところに「チームの雰囲気」
オープン戦に登板したドジャース・山本由伸投手(写真:AP/アフロ)
MLBオープン戦 レンジャーズ6-4ドジャース(日本時間29日、サプライズ・スタジアム)

ドジャースの山本由伸投手が日本時間29日、メジャーオープン戦で初登板。自身の投球を振り返り「少しホッとしている」と素直な気持ちを語りました。

昨季ワールドシリーズチャンピオンのレンジャーズ戦に先発した山本投手は最速96マイル(約154キロ)のストレートや切れ味鋭いスプリットなど好投を連発。2回19球を投げ、6人の打者に対して被安打1、3奪三振、無失点の内容でした。

試合後、山本投手は「とにかく落ち着いて投げようと思っていたので、立ち上がりからいい入りができましたし、テンポよく投げられて良かった。少しホッとしている気持ちはあります」と話しました。

デビュー戦を終えて課題も見えたといいます。「細かいところはたくさんありますけど、例えば本当に狙ったところにきっちり投げられているわけではないので、そういった細かいところは、公式戦に向けてしっかり調整していけたらいい」

2イニング無失点で終えた山本投手は、ベンチで大谷翔平選手らチームメートからハイタッチで出迎えられました。「チームの雰囲気もすごく良くて、僕が1年目というのもあるので、しっかりなじめるようにチームのみんながサポートしたり、親切にしていただいているので、そのおかげでしっかり落ち着いて練習からできています。そこがとにかく1番いいところ」とチームメートに感謝しました。

「ここから公式戦に向けて登板が重なっていくので、イニングが増えたときに、例えば体だったり投球もいろんなところに課題が出てくると思うので、しっかり、もっともっと(調子を)上げていけたらいい開幕を迎えられるかなと思います」と意気込みました。

ドジャースは3月20、21日にダルビッシュ有投手と松井裕樹投手が所属するパドレスと韓国での開幕シリーズで対戦します。山本投手も先発登板が期待され、その動向が注目されています。
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