プロ野球・パ・リーグは1日、各地で3試合が行われました。

3位ロッテは、4位楽天と直接対決。ロッテは1点を追う5回に2アウト1・2塁から友杉篤輝選手が放ったショートへのフライを楽天の村林一輝選手が落球。一気に2人の走者がかえり逆転すると、岡大海選手のタイムリーでこの回一挙3得点。投げては先発の佐々木朗希投手が9回1失点10奪三振の好投で2年ぶりの完投勝利。自身初となる今季10勝目をマークし、チームのクライマックスシリーズ進出が決まりました。敗れた楽天は岸孝之投手が9回途中121球の力投をみせるも、5回のミスが響き、3年連続のBクラスです。

既に優勝を決めているソフトバンクは、ドラフト1位ルーキーの前田悠伍投手が先発登板。オリックス打線につかまり3回8安打6失点で降板します。それでも、チームは4点ビハインドの5回に栗原陵矢選手の19号2ランと、今宮健太選手の走者一掃のタイムリー2ベースヒットで一挙5点を挙げ逆転。ルーキーの黒星を消し、3番手の又吉克樹投手に今季初白星がつきました。オリックスは先発の田嶋大樹投手が5回途中6失点と振るわず、逆転負けです。

最下位の西武は初回1アウト1・3塁から佐藤龍世選手が犠牲フライを放ち、先制に成功。その後は3回に2得点、5回に1得点と序盤から効率良く得点を重ねます。投げては、先発の今井達也投手が9回4安打無失点の快投。今季初完封で2年連続となる10勝目を挙げました。敗れた日本ハムは投打振るわず3連敗です。

【1日のパ・リーグ結果】

◆ロッテ 5-1 楽天
勝利投手【ロッテ】佐々木朗希(10勝5敗)
敗戦投手【楽天】岸孝之(6勝11敗)

◆ソフトバンク 8-6 オリックス
勝利投手【ソフトバンク】又吉克樹(1勝1敗)
敗戦投手【オリックス】鈴木博志(1勝1敗)
セーブ【ソフトバンク】オスナ (0勝3敗23S)
本塁打【ソフトバンク】正木智也7号、栗原陵矢19号【オリックス】セデーニョ14号

◆西武 4-0 日本ハム
勝利投手【西武】今井達也(10勝8敗)
敗戦投手【日本ハム】バーヘイゲン(2勝2敗)