◇プロ野球セ・リーグ 中日6―3巨人（31日、東京ドーム）

8回に勝ち越しますが、9回に逆転を許し、開幕戦を落とした巨人。試合後、原辰徳監督がインタビューに応じています。

先発を務めた新外国人のビーディ投手は、初回から失点を喫し、6回2失点、被安打10、四死球0。原監督は「やっぱり緊張もあったのかもしれないし。でも6イニングを2点に抑えてくれたというのはいいこと」と振り返ります。

また、7・8回を三者凡退に抑えた2人の投手についても「大江（竜聖投手）も船迫（大雅投手）も、ああいう場面でしっかり投げられているというのは大きい」と評価しました。

勝ち越し後の9回には、中日の高橋周平選手に満塁からタイムリーツーベースを打たれるなど、4点を追加されて逆転を許した巨人。この回ロペス投手ら3人のピッチャーを起用しましたが、WBCでも活躍した「守護神」大勢投手の起用はありませんでした。

これについて原監督は「今日はマウンドに上げる状況ではなかった」と発言。翌日以降も大勢投手は状態を見ながらの登板になることを明かしました。

開幕戦は黒星でのスタートとなった巨人。原監督は「粘って戦いましたが、今日に関しては相手に軍配が上がりました」としつつ、チームについては「このような感じで戦っていけば大丈夫だと思います。結果的には今日負けたけれども、またあしたフラットな状態から戦っていくというところですね」と話しています。