プロ野球・西武の新人合同自主トレが9日、埼玉県所沢市の2軍球場「CAR3219フィールド」でスタートしました。

松井稼頭央監督が視察に訪れる中、ドラフト1位・蛭間拓哉選手(早稲田大)ら新人の10名はランニングやキャッチボールなどで約1時間半汗を流しました。

甲子園で通算11勝を挙げ、近江高校からドラフト5位で入団した山田陽翔選手は、同じく高卒でドラフト3位の野田海人選手(九州国際大付)を相手に、初日から力のこもったキャッチボールを見せました。

練習後、取材に応じた山田選手は「かなりの人数の人がグラウンドに入ってくるのを見ていたら、ようやくプロ野球選手として練習が出来るんだと思った。たくさんの関係者の方がいる中で練習をさせてもらえて気疲れもあるけどいい汗が流せた」と話しました。

また、キャンプまでの1か月について聞かれると「この期間、まず一番はけがをしないことでしっかりプロの練習に体をなじませることだと思う。キャンプでいいスタートが切れるようにやっていきたい」と語りました。