金1号・高藤直寿が号泣「これが僕の柔道」
◇24日、東京五輪・大会2日目・柔道男子60キロ級・決勝、日本武道館(東京・千代田区)
東京五輪柔道男子60キロ級の決勝で、日本の高藤選手は台湾の楊勇緯選手と対戦しました。
決勝は高藤選手にとってこの日3度目の延長戦へともつれこみ、両者とも譲らぬ展開が続きます。最後は相手選手に三つ目の指導が与えられ、高藤選手が反則勝ちで悲願の金メダルを獲得。試合を終え、最後に畳の上で深くお辞儀をした高藤選手、今大会日本勢として初の金メダル獲得となりました。
以下、涙を流しながらインタビューに応じた高藤選手のコメント。
――畳の上で笑顔が見えました
「本当に今までみんなに支えてもらってこの結果があると思います」
――試合後、仲間と抱き合って、どんな思い
「本当に古根川コーチ、井上監督に迷惑をかけてばっかだったので、結果を残せてよかったなと思っています」
――日本人第1号の金メダル
「こうやって(五輪を)開催していただいたおかげです」
――応援してくれた方へ
「豪快に勝つことはできなかったんですが、これが僕の柔道です。今まで応援してくださってありがとうございます。もっと金メダリストとして自分を磨いていきたいと思います」
写真:AFP/アフロ