堀米雄斗 五輪新種目で初代王者に
◇東京五輪・大会3日目 スケートボード男子ストリート決勝(25日・有明アーバンスポーツパーク)
東京五輪から新たに採用された新種目のスケートボード男子ストリート。その決勝に堀米雄斗選手が出場しました。
スケートボードのストリートは、階段や手すりなどのセクション(構造物)を配したコースで行われ、トリックと呼ばれる技の難易度やスピード、完成度等を競います。
45秒間で複数の技を繰り出すランを2回、1つの技で勝負するベストトリックを5回行い、計7回の中で得点の高い4回の合計点で争います。
堀米選手は、ランの1本目から8.02点をマークすると、ベストトリックでは5回中4回9点台をたたきだすなど圧倒的なパフォーマンスを披露し優勝。スケートボード男子ストリートの初代王者に輝きました。
堀米選手は試合後「決勝はランがすごくだめだったので、すごくプレッシャーを感じていて、ベストトリックでちゃんと切り返すことができてすごくよかったです。自分を信じられたと思います」と振り返り、「本当に今でも信じられないぐらいうれしい。ここ江東区で生まれて、五輪に出られてすごくうれしいです」と、喜びをあらわにしました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ