◇サーフィン　２０２１チャレンジャーシリーズ（ＣＳ）最終戦、（ハレイワ、オアフ／ハワイ、現地５日）

東京五輪、サーフィン銀メダリストの五十嵐カノア選手が、ＣＳ今季最終戦の男子決勝に臨みました。

準決勝を全体３位の１３．６０で通過した五十嵐選手。決勝では７回トライし、１４．５４（内訳：７．７７、６．７７の成績上位２つを採用）と得点を伸ばしました。

しかし、地元ハワイのジョン・ジョン・フローレンス選手が１０点満点をたたき出し、トータル１８．０３を獲得するなどされ、五十嵐選手は３位となりました。

このＣＳは２０２１年に新設された大会で、４戦すべての獲得ポイントで争われます。五十嵐選手は今大会で３位に入ったことで、６５００ポイントを加算。トータルポイントを１９５００とし、ＣＳ初代王者に輝きました。

五十嵐選手は自身のＩｎｓｔａｇｒａｍで、「精神的にも肉体的にもきつい大会でしたが、次のシーズンに向けて、勢いをつけるには最高の最後の大会でした。皆さんいつも応援ありがとう。練習に戻るのが楽しみです」と充実した様子をみせました。

写真：ＷＳＬ