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五十嵐カノア惜敗銀「チャンスが無かった」

2021年7月27日 18:30

◇27日、東京五輪・大会5日目・サーフィン男子・決勝、釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ(千葉県・一宮町)

東京五輪サーフィン男子の決勝で日本の五十嵐カノア選手はブラジルのイタロ・フェレイラ選手と対戦しました。

今大会から新競技として採用されたサーフィン。2019年の世界王者・フェレイラ選手は高難度の技を見せ、15.14まで得点を伸ばしました。

これに対し、五十嵐選手は思うように波に乗れず、制限時間ぎりぎりまで諦めず挑戦し続けましたがポイントは6.60と伸ばせず。銀メダルを獲得しました。

以下、決勝後の五十嵐選手のインタビュー。

─2位という結果
「本当に悔しい。ファイナル(決勝)まできたことで金メダルを取りたかった。(良い波に乗れず)チャンスが無かったことが悔しい。このスポーツは、準備は出来ていても(良い)波に乗らないと点数が出ない。今回の結果は“目標(金メダル)”に近かったけど“目標”ではなかった。それでもみんなの応援で力をもらってメダルを取ったことはうれしい」

─会場近くに見に来ている家族に向けて
「近くに家族もいて、小さいころからサポートしてくれたことは一生、ありがたいと思う」

写真:ロイター/アフロ