新井「家族が一番の味方」激闘乗り越え金
◇28日、東京五輪・大会6日目、柔道女子70キロ級・決勝、東京・日本武道館
柔道女子70キロ級の決勝が行われ、五輪初出場の新井千鶴選手はオーストリアの選手と対戦しました。
準決勝では16分を超える激闘となりましたが、決勝では開始1分で「小外刈」による技ありでポイントをリード。そのまま優勢勝ちとなり、金メダルを獲得しました。
以下、試合後の新井選手のコメント。
――今の気持ち
「うれしいです。その一言です」
――決勝戦、技ありでポイントをリードしても攻め続けました
「一本を取りにいこうという気持ちで、最後悔いの残ってこの大会が終わらないように攻めきろうと思いました」
――(大激戦の)準決勝を乗り越えられた要因
「この舞台に立つために1年1年うまくいくことは多くなかったですけど、自分が1番になるんだという思いで、1年積み上げてきた。そういう自分に最後悔いだけは残したくなかったので、気持ちで戦いました」
――お母さんへ一言
「(金メダル)取りました!本当に家族が1番の味方でしたし、どんな時も『ちづは強い』と言ってくれたので両親、兄を始め、たくさんの方に感謝の気持ちで一杯です」
写真:AFP/アフロ