寺田明日香“現役引退”を経て初の大舞台へ
陸上・女子100mハードルで東京五輪に出場する寺田明日香選手(31)を独自取材しました。一度現役を引退し「家族で見たい」と語っていた東京大会。寺田選手は、母となり初の五輪代表権を手にしました。「見る」から「出場する」に変わった大舞台への思い、そしてレースを通して愛娘・果緒ちゃんに伝えたい思いを語りました。
また、1年延期となった五輪までの過ごし方や、2021年になり日本新記録を2度更新できた要因などについても明かしてくれました。
「決勝の8人に残りたい」と意気込む寺田選手のレースは31日から始まります。
※詳しくは動画をご覧下さい
■寺田明日香(てらだ・あすか)1990年1月14日生まれ。陸上・女子100mハードル日本記録保持者。2008年、社会人1年目に初出場した日本選手権で同種目史上最年少優勝を果たすと以降3連覇。その後、相次ぐケガ・摂食障害等から2013年に現役を引退。結婚・出産などを経て、2016年に7人制ラグビーに競技転向。日本代表練習生として活動した。2018年12月にラグビー選手としての引退と陸上競技への復帰を表明。2019年9月に日本女子史上初の12秒台をマーク。2021年には12秒87までタイムを伸ばすなど、2度日本記録を更新した。