◇８月３日、東京五輪・大会１２日目、ボクシング男子フライ級準々決勝（国技館）

五輪初出場の田中亮明選手が、リオ五輪の銀メダリストに勝利し、準決勝進出。ボクシングは３位決定戦が行われないため、銅メダル以上を確定させました。

１回戦はリオ五輪銀メダルのベネズエラ選手に５－０の判定勝ち。２回戦は銅メダルの中国選手を３－１の判定で下し、メダリストを撃破して勝ち上がってきた田中選手。

準々決勝の相手も、階級は異なりますがリオ五輪ライトフライ級で銀メダルを獲得したコロンビアの選手。田中選手は、終始試合を優位に進め４－１の判定で勝利をおさめ、準決勝進出が決まりました。

この男子フライ級でのメダル獲得は６０年ローマ五輪の田辺清さん以来、６１年ぶりの快挙。

銅以上のメダルを目指し、田中選手は５日の準決勝でフィリピンの選手と対戦します。


写真：ロイター／アフロ