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金メダル入江聖奈「有終の美で」引退の意向

2021年8月3日 18:30

東京五輪ボクシング女子フェザー級で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈選手。現在、日本体育大学3年生の入江選手は表彰式後の会見で、「自分の中で有終の美で終わりたい、大学いっぱいでボクシングはやめるつもり」と話し、大学で引退する考えを明かしました。

◆入江聖奈選手メダリスト会見の主な内容

─五輪を戦いきった今の心境
「決勝の舞台をネスティー(・ペテシオ)選手とできたことは、本当に尊敬している選手なので本当にうれしいです。五輪へ向け、この1年間本当にボクシングにささげてきたので、終わったという実感もまだ湧かないです」

─今後の目標
「とりあえずの目標は次の世界選手権でも金メダルを取ること。4年生からは就活もしないといけないので頑張りたいと思います」

─以前「ボクシングは大学でやめようかな」と。今の気持ちは
「やっぱり自分の中で有終の美で終わりたいというのが強くありまして、やっぱり大学いっぱいでボクシングはやめるつもりで。カエル関連で就職できたらいいんですけど、ちょっと就職先がネットで探してるんですけどなかなか見つからないので、ゲームが好きなので、ゲーム会社で就活したいと思います」

─ボクシング始めるきっかけの漫画「がんばれ元気」に出会っていなかったら
「バスケがしたかったので、たぶん小中高でバスケして、あとは勉強に専念して、今頃就活頑張ってると思います」

─自分へのご褒美、またはもらうとしたら
「ちょっと考えてなかった。とりあえず焼き肉が食べたいので両親にめちゃくちゃいい焼き肉につれてってもらおうと思います」

─食べたい部位はありますか
「タン、一択でお願いします」

─自身のアピールポイント
「『ボクシングをしている女の子』と聞くと、凶暴だったり、オラオラ系というか、気性が荒い方を想像してしまうかもしれないんですけど、全然そんなことなくて。代表メンバーもそうですけど、本当に温厚ないい人たちばかりなので、ボクシングの野蛮っていうんですかね、そういうイメージを払拭できたらうれしいなと思います」

写真:ロイター/アフロ