久保建英「もう涙も出てこない」決勝逃す
◇3日、東京五輪・大会12日目
サッカー男子準決勝、埼玉スタジアム
初の決勝進出を目指す日本は、優勝候補スペインと準決勝で対戦。日本は終始スペインにボールを保持されていましたが、堅守で90分を無失点で終えました。
試合は延長戦へ。延長戦でチャンスを何度も作った日本ですが、ゴールネットを揺らすことはできず。すると延長後半、スペインのアセンシオ選手に華麗なゴールを決められ、0-1で敗戦しました。
五輪史上初の決勝進出とはならなかった日本代表。6日に、予選リーグで勝利したメキシコとの3位決定戦に挑みます。
以下、試合後の選手のコメント。
◆久保建英選手
――最後まで拮抗した試合だった
「もう何もないですね。出すことを全部やって、負けたので、もう涙も出てこないですし。何でしょう。まあ、次ですね」
――(自身はスペインでプレーしているが)チームとして対戦してみて
「上手かったし、強かったし、自分たちもしっかりプランを練って挑んだつもりでしたけど、あと一歩及ばなかった」
◆吉田麻也選手
――今どんな思いか
「次勝つしかないですね」
――3位決定戦への抱負
「ここまできたら気持ちの問題だと思う。あまり精神面を話すの好きじゃないが、ここからメダルを取りたいという気持ちが強い方が勝つと思う。2日間いいリカバリーをして、最後メダリストになりたい」
写真:森田直樹/アフロスポーツ