金メダル 川井友香子「本当に夢みたい」
◆4日、東京五輪・大会13日目
レスリング女子62キロ級・決勝、幕張メッセAホール
東京五輪レスリング女子62キロ級の決勝戦に川井友香子選手が出場。キルギスの選手と対戦しました。
スタンドで姉の川井梨紗子選手が見守る中、川井友香子選手は第1ピリオドを2-1でリードすると、第2ピリオドには相手の背後を取って2点を追加します。終盤には2点を返されますが、4―3で勝利。五輪初出場で金メダルを獲得しました。
以下、試合を終えた川井友香子選手のコメント。
――今どんな思い
「本当に夢みたい。ずっと憧れていた舞台で、一番理想としていた金メダルがとれて本当にうれしい」
――日の丸を掲げてのマットでの一周。どんな思いでしたか
「ずっとこれがしたかった。2位と3位ばかりで、あとちょっとのところで負けてきたので、やっとこれが出来てうれしい」
――お姉さん(川井梨紗子選手)と同じオリンピックチャンピオンになりました
「改めてオリンピックチャンピオンと聞くと本当にうれしいし、最高の一日になった」
――姉の梨紗子選手もスタンドで涙がありました。ご両親も涙を流していらっしゃいました
「私がケガをして手術をしているときから、どんな時も支えてくれた。今まで結果で恩返しすることができなかったので、やっとこれで恩返しできたかなと思う」
――姉妹で目指した金メダル、そこにまた大きな一歩になった
「明日(5日)まだ(姉の)梨紗子が決勝残っているが、いい形でつなげられたかなと思う」
写真:松尾/アフロスポーツ