北京五輪で金・銀2つのメダルを獲得した、スキージャンプの小林陵侑選手(25)が3日、都内で21-22シーズン振り返りの記者会見を行いました。

先月29日に、約5か月ぶりに帰国。「おいしいごはんを食べる」ことが楽しみだったという小林選手が、帰国してまず食べたのが、しょうゆラーメン。さらに、オフにやりたいこととして、「ゴルフを楽しみにしている」と語りました。

今シーズンは、年末年始に行われる伝統のジャンプ週間で2度目の総合優勝を達成。

北京五輪では、ノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダルと2つのメダルを獲得。さらにW杯で8勝をあげ、2度目の個人総合優勝を果たすなど、充実したシーズンを「ほぼ100点」と振り返りました。

五輪とW杯の両方でタイトルを獲得できたことについて、「五輪は特別。やっぱり4年に1度ですし、W杯総合優勝はずっと強い力をキープしなきゃいけない。正直結構きつかったが、結果としてこういう形で終われて安心した」と安堵(あんど)の表情を見せた小林選手。

来シーズンに向けては、「まずは1勝目指して。それが札幌でできればすごくうれしい。ビッグジャンプをできればいいなと思います」と、日本国内でのビッグジャンプを誓いました。