五輪銀の稲見「しょうがない」後半大失速
◆国内女子ゴルフ CAT Ladies2021 最終日(22日、神奈川・大箱根CC)
東京五輪銀メダルで、初日から首位を守る稲見萌寧選手は序盤、4番・7番でバーディーを奪うなど、スコアを伸ばしました。
しかし、9番から自己ワーストの4連続ボギーをたたくと、16・17・18番でも3連続ボギーでまさかの大失速。この日2バーディー、7ボギーで、2位タイとなり、今季7勝目とはなりませんでした。
稲見選手はラウンド後、「10番で短いパーパットを外して、そこからズルズルいっちゃった」と、スコアを大きく崩した後半を振り返りました。
また、「前半はいい感じで打てていた部分があったけど、後半は全部中途半端だったり、番手がピッタリなことがなくて、悩んでミスしてしまった。無理だったなという感じ。しょうがないかな」と、コメントしました。
大会は首位と4打差の5位タイから出た小祝さくら選手が、4バーディー、3ボギーの通算7アンダーで逆転優勝。前週に続く2週連続優勝で今季5勝目を飾りました。
写真:大会2日目(日刊スポーツ/アフロ)