ＤｅＮＡに２連敗を喫して迎えた３連戦最終日のこの日。巨人は初回、ＤｅＮＡの先発・今永昇太投手に先頭の廣岡大志選手、坂本勇人選手が打ち取られ、続く３番の丸　佳浩選手。初球を完全に捉え、打球はライトスタンドへ一直線。ソロホームランで１点を先制します。

しかし４回、ＤｅＮＡの４番・ソト選手の２戦連発となる２ランホームランで逆転を許します。

その後も追加点を奪われ３点を追う巨人は７回、岡本和真選手が２ベースヒットで出塁すると、この日移籍後初のスタメン出場となった中田翔選手がレフトスタンド上段への特大２ランホームランを放ち１点差とします。この勢いに乗ったウィーラ－選手もソロホームランで続き、同点に追いつくも、試合は９回引き分けとなりました。

移籍後初ホームランを放った中田選手は「初球から甘いところに来たら、自分のスイングを心がけようと思った、打てて良かった」と振り返り、大歓声をおくった東京ドームの巨人ファンに対しては「大きな拍手をジャイアンツファンの方からいただけると思っていなかった。感謝しかない」と話しました。