車いすラグビー・池崎大輔「テッペンに」
◆26日、東京パラリンピック・大会3日目 車いすラグビー、予選リーグ・グループA(国立代々木競技場) 日本60ー51デンマーク
前回のリオ大会で銅メダルを獲得していて、世界ランキング3位の日本。予選リーグ初戦で同6位のフランスに勝利し、同7位のデンマークと第2戦で対戦しました。
デンマークは、初戦でパラリンピック連覇中で世界ランキング1位のオーストラリアを破っている相手です。
試合は、日本のポイントゲッター池崎大輔選手が12得点を挙げる活躍を見せ、前半30-26と4点をリード。後半も池崎選手を中心に攻め込んだ日本が、60ー51でデンマークに勝利し、予選リーグ連勝としました。
チームトップの24得点をあげた池崎選手は、「正直きょうは勝ちにつながりましたけど、まだまだ力は出せるという自信はある。個人として成長しチームとして成長し、テッペンに登っていきたい」と、力強く語りました。
また、車いすラグビーは男子選手と一緒に女子選手もプレーする混合競技。女子選手として初めて日本代表入りを果たした倉橋香衣選手は、この試合6分22秒間プレーし、チームの勝利に貢献しました。
試合後、倉橋選手は「1試合1試合大切にしようと思ってきょう臨んでいたので、勝ててホッとはしています。個人ではなくチームでしっかり動いていきたい」と、次戦へ意気込みを語りました。
日本は、27日に世界ランキング1位のオーストラリアと対戦します。
写真:ロイター/アフロ