スケボー銅中山楓奈 五輪後初の大会で2位
◆スケートボード ストリートリーグ(現地27日、米・ソルトレークシティー)
東京五輪のスケートボード・ストリートで銅メダルを獲得した中山楓奈選手(16)が、ソルトレークシティーで行われた世界最高峰のプロツアー、ストリートリーグに出場しました。
予選を1位で通過した中山選手は、ベストトリックの1回目で7点台の大技を成功。さらに、大会では初披露の技も成功させるなど、五輪後初の大会で2位に入りました。
この大会では初の表彰台となった中山選手は「まだ実感がなくて、まだうれしいとか全然わかんないです」と、率直な思いを口にしました。
五輪後初の大会で2位となりましたが「自分のやりたい技を全部やって2位だったので、全部やっても1位にはなれないんだなっていうのを知って、もっと練習頑張ろうって思いました」と振り返りました。
さらに1位の選手が8点台の大技を成功させたことについて、「(自分の成功させた技が)7点台で、もうそれだけだったら通用しないから、自分だけの技というか、周りがやらない技とか、ブラジルの子みたいに回してレールに入る技を考えていきたい」と、意欲を見せました。
今後については「まだ先のことはわからないけど近い大会を1つずつ頑張って、それでパリ五輪に出られたら」と、意気込みを語りました。
一方、東京五輪金メダリストの西矢椛選手(13)は、4回行うベストトリックで1回しか成功することができず、7位となりました。
写真:ロイター/アフロ