阿部兄妹W連覇へ パリ五輪「新たな歴史」
東京五輪の柔道で史上初めて兄妹で同じ日に金メダル獲得の快挙を果たした男子66キロ級の阿部一二三選手と女子52キロ級の詩選手が8日、選手村で使用された寝具の寄贈式に出席しました。
この寝具メーカーと7月にスポンサー契約を結んだ2人は自宅でも同社の寝具を使用。「アスリートに睡眠は大切」と強調し、一二三選手は「(寄贈先の)施設で質の高い睡眠を経験してもらい、若い世代の活躍を願っている」とコメント。詩選手は「障がいを抱えている方にも上質な睡眠をしてもらいたい」と話しました。
また、東京五輪から1か月が過ぎた近況について、一二三選手が「家にいることが多い」と話すと、詩選手も「ずっと寝ています」と笑顔を見せました。
そして次の目標について、一二三選手が「パリ五輪で2連覇すること。兄妹でも2連覇でまた新たな歴史を築き上げていきたい」と意気込みを語ると、詩選手も「さらに強くなってパリ五輪では2連覇。兄妹でも2連覇が目標です」と宣言しました。