卓球・伊藤美誠が11日の巨人戦の始球式
プロ野球の巨人は11日に東京ドームにおいて開催される中日戦で、卓球・伊藤美誠選手が始球式を務めることを発表しました。伊藤選手はリリースを通じ、「すべての方々への感謝の想いを白球に込める」とコメント。さらに、「投球フォームをしっかり研究し、ドストライクを狙いたいと思います!」と意欲を見せました。
東京五輪で伊藤選手は、水谷隼選手とペアで臨んだ混合ダブルスで日本卓球史上初の金メダルを獲得。シングルスでは日本女子初の銅メダル、団体戦ではエースとしてチームをけん引し、銀メダルを手にしました。
夏季大会の日本女子選手としては、史上初となる1大会で金・銀・銅すべてのメダルを獲得という快挙を達成しました。
伊藤選手は2年前の巨人戦に続き、生涯2度目の始球式となります。
――以下、伊藤美誠選手のコメント全文(原文ママ)
東京オリンピックの閉会式で、普段お会いできない野球日本代表・侍ジャパンの皆様とお話する機会がありました。その時、“あのマウンドに上がり、また投げさせていただきたい”という気持ちが沸き上がってきました。
この度、始球式をやらせていただくこととなり、とても光栄です。日本そして世界が大変な中、東京オリンピックが開催されたこと、開催してくださったこと、さらには開催に向けてのご尽力、大会運営のサポート、テレビやネットで観戦しながら大声援を贈ってくださった、すべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
多くの方々に支えられ、自分らしくプレーする私の姿を見てくださった方が、少しでも笑顔になったり、前向きな気持ちになるなど、誰かの力になれていたら嬉しいです。すべての方々への感謝の想いを白球に込めるとともに、今回、この貴重な機会を与えてくださった読売巨人軍のリーグ優勝を祈念して、精一杯、始球式を務めさせていただきます。
当日まで投球フォームをしっかり研究し、ドストライクを狙いたいと思います!
■9月11日(土)
巨人×中日(東京ドーム) 午後2時試合開始
※入場券の販売は終了しています。今後の感染状況等により、運営方法の変更等を行う可能性があります。詳しくは球団HPや主催者発表などをご確認ください。
写真:アフロスポーツ