国内メジャー初制覇へ 稲見萌寧2位浮上
国内メジャー 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目(11日、茨城・静ヒルズCC)
東京五輪銀メダリストで自身初の国内メジャー制覇を狙う稲見萌寧選手が、8つのバーディーを奪う猛チャージを見せ、2位タイに浮上しました。
3日目を首位と4打差の10位タイから出た稲見選手は、2番でバーディーを先行すると、4番・5番では連続バーディー。さらに9番でもバーディーを奪い、前半だけでスコアを4つ伸ばしました。
さらに、後半11番をバーディーとすると、14番・15番でこの日2回目の連続バーディーを奪いました。その後、17番でボギーをたたきましたが、最終18番をバーディーでフィニッシュ。8バーディー、1ボギーのスコアを7つ伸ばし通算11アンダーで、2位タイに浮上しました。
ラウンド後、稲見選手は「ショットでチャンスにつけることが多かったので、そこは1番よかったかなと思いますし、ついたところからちゃんと入ってくれたりしたので、全体的によかった」と、振り返りました。
自身初の国内メジャー制覇と今年7勝目がかかる最終日。逆転での優勝へ「もちろん優勝したい思いは誰にでもあると思うので、その辺をうまくどう自分でコントロールするかが大事だと思っていて、ここ最近の目標は『毎日楽しく回る』ということが1番なので、ミスしても何しても笑って終えられるようにしたい」と、意気込みを語りました。
一方、単独首位に立ったのは19歳の西郷真央選手。15番から3連続バーディーを奪うなど、6バーディー、ノーボギーでスコアを6つ伸ばし、通算12アンダー。大会史上最年少優勝へ、あす最終日に臨みます。
■3日目主な成績
1位 西郷真央 -12
2位タイ 稲見萌寧 -11
2位タイ 大山志保 -11
5位タイ 勝みなみ -8
21位タイ 渋野日向子 -3
30位タイ 小祝さくら -2
写真:日刊スポーツ/アフロ