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水谷隼が明かす“最強メンタル”の培い方

2021年9月24日 19:08
水谷隼が明かす“最強メンタル”の培い方

東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼選手(32)が24日、自身初の一般書「打ち返す力 最強のメンタルを手に入れろ」(講談社)の出版記念会見に出席。世界の舞台で培ってきたメンタル面の成長を語りました。

卓球でプロになると決断した14歳、水谷選手は更なる強さを求めてドイツへ留学しました。言葉も通じず、不自由で孤独な生活の中、「将来五輪で優勝する」という明確な夢が水谷選手のモチベーションになっていたと言います。ドイツでの経験について「14歳での海外留学は異例中の異例だと思う。(金メダルまで)18年かかったが、ドイツに留学した判断は間違っていなかったと昔の自分に言いたい。厳しい言い方をすると、そこまでしないと五輪チャンピオンになれないという現実。卓球で世界一を取るのはすごく過酷な道のり」と話しました。

この経験のほか、自らのメンタルを強くした要因の1つがリオ五輪前のメンタルトレーナーからの指導だったと言います。「世界選手権では緊張しなくても、五輪では緊張するというのはあったので、五輪で緊張しないためにはどうしたらいいか指導を仰いだ。考え方が変わり、そこからどんな大会でもいいパフォーマンスができるようになった」と日本男子初のメダルを手にした裏側を明かしました。

自らで築いた環境の変化によって手にした“最強のメンタル”。水谷選手は「自分で緊張をコントロールできる人が最強だと思う。状況に応じて、緊張していると思ったら、深呼吸などの緊張を解く方法を試したりとか、逆にリラックスしすぎていると思ったら、少し試合のことを考えて、もうちょっと緊張したりとか。強い人は自分でメンタルコントロールができると思う」と力説しました。