２４日、プロ野球・巨人対阪神が東京ドームで行われ、３位巨人は９回にサヨナラのチャンスを作るも一本が出ず、６対６の引き分けに終わりました。

阪神に３点を先行されて迎えた３回、巨人は４番・岡本和真選手が阪神先発の西勇輝投手からリーグ単独トップの３８号３ランホームランを放ち同点とすると、さらに丸佳浩選手が勝ち越しの２ランホームランを放ちこの回一気に５得点で５対３と逆転に成功します。

しかし、５回に阪神・マルテ選手に２ランホームランを打たれ１点差とされ、迎えた９回、守護神・ビエイラ投手がこの日ノーヒットだったサンズ選手に痛恨の同点タイムリーを浴び試合を振り出しに戻されます。

それでも巨人はその裏、坂本勇人選手、岡本選手の連打などで１アウト満塁とサヨナラのチャンスを作ります。

迎えるバッターはこの日ホームランを放っている丸選手。阪神の守護神・スアレス投手の１５５キロのストレートを弾き返し打球は三遊間へ。サヨナラヒットかと思われましたが、阪神のショート・中野拓夢選手がダイビングキャッチし、すぐさまバックホームするときわどいタイミングながら判定はアウト。すかさず原監督がリクエストを要求しリプレー検証が行われますが判定は覆らず。

２アウトながらなおも満塁のチャンスで続く中田翔選手が打席に。しかし中田選手の打球は再び中野選手が前進してダイレクトでキャッチしゲームセット。

中野選手の好守に阻まれ、巨人はサヨナラのチャンスを生かすことはできず６対６で引き分け。両チームともに、勝利した首位ヤクルトの背中が遠のく結果になりました。