引退発表ヤクルト雄平「素晴らしい経験」
プロ野球ヤクルトは29日、雄平選手(37)が今季限りで現役を引退すると発表しました。10月5日に引退会見を行う予定で、引退試合、セレモニーについては現在未定としています。
以下、雄平選手コメント全文(原文ママ)
「ヤクルト球団には、高校を卒業して19年間という長い間お世話になり、プロ野球選手として素晴らしい経験をさせていただきました。ここまでやって来られたのは、これまで携わっていただいた、監督・コーチやチームメイト、球団関係の皆様、応援していただいた皆さんのお陰です。特にファンの皆さんの温かい応援は力となり励みにもなりました。そして、最後に家族に「ありがとう」を言いたいです。思い返すと沢山の思い出が蘇りますが、中でも2015年、サヨナラヒットで優勝を決めた事が、1番印象に残っています。多くの方々に支えていただき、19年間のプロ野球生活を過ごすことができました。ありがとうございました」
雄平選手は2002年に東北高校からドラフト1位でヤクルトに投手として入団。1年目から1軍のマウンドに立ち5勝をあげました。投手としては通算144試合に登板し、18勝を記録しました。2010年から野手に転向し、2014年には打率.316をマーク。2015年のリーグ優勝にも貢献しました。打者としては19年間で968試合に出場、881安打を放ち通算打率は、291を記録しました。