オリ起死回生の1発 Tー岡田が逆転3ラン
◇パ・リーグ ロッテ3-4オリックス(30日、ZOZOマリンスタジアム)
2位・オリックスのTー岡田選手が2点を追う9回2アウト、あと1人で試合終了という崖っぷちで第15号となる逆転3ランホームランを放ちました。
首位・ロッテに2点をリードされ迎えた9回、3番・福田周平選手がライトへのヒットで出塁します。後続の杉本裕太郎選手、モヤ選手は抑えられますが、6番・紅林弘太郎選手がバットを折られながらもセンターへのヒットを放ち、2アウトながら1、3塁のチャンスを作り出します。
あと1人アウトで試合終了の場面、ここで打席に立ったのは28、29日の試合で計5打点をあげているTー岡田選手。ロッテの守護神・益田直也投手のシンカーをライトスタンドへ運び、起死回生の逆転3ランホームランとなりました。
9回裏は平野佳寿投手が無失点で抑え、オリックスが4-3で勝利。ロッテとの首位攻防戦で3連勝を飾り、ついにゲーム差がなくなりました。
試合後、Tー岡田選手は「それまで全然あかんかったんですけど、後ろにつなげばなんとかしてくれると思って打席に入りました。ちょっと先っぽだったんですが、しっかり振り切れたので(スタンドまで)いってくれたと思います」と振り返りました。
またこの3連戦で計8打点という好成績については「前のバッターがたくさんチャンスを作ってくれて、打点がついているので前のバッターに感謝したいです」とコメントしました。