「二男に勝たないと泣くと脅されていた」フェンシング・女子エペ佐藤希望が大会史上最多8度目V
フェンシング女子エペの佐藤希望選手と、抱っこされる二男の旬くん
◇全日本フェンシング選手権大会(18日、静岡県沼津市)
フェンシングの日本一を決める大会が行われている沼津市で、18日に決勝戦が行われました。
全身が有効面で、突きで得点できるエペ種目の女子戦では、“ママアスリート”として活躍し、東京五輪にも出場した佐藤希望選手が大会史上最多となる8度目の優勝を果たしました。
1ピリオドは3分間、計3ピリオドでの試合形式。試合は7対7で第3ピリオドが終了し、佐藤選手は1本勝負の延長戦へと試合を進めました。
競技が行われるピストすぐ横の家族席では2人の息子が応援していた佐藤選手。1m73cmの長身をいかしリーチの長さを強みとした攻撃をしかけ、最後も相手との距離をうまく取りながら大きく踏み込んだ足と伸ばした手で相手の左太ももへの突きが成功しました。
優勝が決まった瞬間、試合を観戦していた二男の旬くんは競技が行われるピストに一目散に走り、母に抱きつきました。
試合後、佐藤選手は「二男には勝たないと泣くからねと脅されていた」と笑いながら話し「子供たちが応援してくれると負けられないと思うし、弱気にもならなかった。勝ちきることができて本当に良かった」と笑顔で話しました。
フェンシングの日本一を決める大会が行われている沼津市で、18日に決勝戦が行われました。
全身が有効面で、突きで得点できるエペ種目の女子戦では、“ママアスリート”として活躍し、東京五輪にも出場した佐藤希望選手が大会史上最多となる8度目の優勝を果たしました。
1ピリオドは3分間、計3ピリオドでの試合形式。試合は7対7で第3ピリオドが終了し、佐藤選手は1本勝負の延長戦へと試合を進めました。
競技が行われるピストすぐ横の家族席では2人の息子が応援していた佐藤選手。1m73cmの長身をいかしリーチの長さを強みとした攻撃をしかけ、最後も相手との距離をうまく取りながら大きく踏み込んだ足と伸ばした手で相手の左太ももへの突きが成功しました。
優勝が決まった瞬間、試合を観戦していた二男の旬くんは競技が行われるピストに一目散に走り、母に抱きつきました。
試合後、佐藤選手は「二男には勝たないと泣くからねと脅されていた」と笑いながら話し「子供たちが応援してくれると負けられないと思うし、弱気にもならなかった。勝ちきることができて本当に良かった」と笑顔で話しました。