INAC開幕4連勝 高瀬絶妙決勝ゴール
WEリーグ第5節 INAC神戸レオネッサ1―0日テレ・東京ヴェルディベレーザ(10日、ノエビアスタジアム神戸)
10日、開幕3連勝で首位に立つINAC神戸と、4位日テレ・東京ヴェルディベレーザが対戦。 両チームともに多くの東京五輪代表メンバーを抱える注目の一戦は前半11分、東京ベレーザがフリーキックのチャンス。MF木下桃香選手が直接ゴールを狙いますが、昨シーズンまでのチームメイトで、東京五輪代表のGK山下杏也加選手の好セーブに阻まれます。
一方のINAC神戸は前半終了間際、こちらも東京五輪代表・FW田中美南選手がゴール前フリーでボールを受けシュート。しかしボールはポストを直撃し、惜しくもゴールとはなりません。
ともに無得点のまま迎えた後半31分、INAC神戸は右サイドでMF成宮唯選手の折り返しを受けたFW高瀬愛実選手がふわりと山なりのシュートを打つと、ボールはGKの手をかすめてゴール。これが決勝点となりINAC神戸は開幕から4連勝となりました。
試合後、高瀬選手はゴールシーンについて「チームの分析のデータでGKが前に出てくるとあったので、思い切ってファーを狙った結果がゴールにつながって良かった。」とコメント。「想像以上にタフなゲームになったが、1週間チームでいい準備ができたのが勝利の要因。大事なゲームを勝ち切れたので次もいい準備をして、この勢いをそのまま保って勝利につなげたいと思います」と試合を振り返りました。
写真:アフロスポーツ