松坂世代がねぎらいの言葉「18が似合う」
プロ野球・西武の松坂大輔選手が23年間の現役生活に終止符を打ちました。松坂選手と同じ1980年度に生まれた選手は“松坂世代”と呼ばれています。
引退試合で渾身の5球を投げきった松坂選手に“松坂世代”からねぎらいの言葉が送られました。
――ソフトバンク・和田毅選手(松坂世代 最後の現役選手)
23年間お疲れ様でした。
憧れの同級生と過ごすことができた日々は、自分にとってかけがえのない宝物です。
大輔から引退の報告を受けた時は、寂しい気持ちと同時に、引退の決断をしないといけないほど体の状態が悪くなってしまったんだなと感じていました。
でも、今日の大輔の姿には、23年間その時々のチームを背負って投げ抜いてきた彼の美学を感じましたし、やはり背番号18番が似合うなと思って見ていました。
大輔から受けたバトンは本当に重たいですが、松坂世代みんなの思いが詰まっていると思うので、託されたものに恥じない姿でいられるよう、燃え尽きるまで頑張りたいと思っています。
――巨人・杉内俊哉投手コーチ
僕たち同級生を引っ張ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
彼が居たからこそレベルアップ出来ました。
本当にお疲れ様でした。
そして有難う。
――日本テレビ・上重聡アナウンサー(高校時代、甲子園で対戦)
やっぱり松坂選手はマウンドが似合いました。もうあの姿が見られない、という寂しさも感じました。
一生懸命マウンドで投げた姿を目に焼き付けたいと思います。
(最初に松坂選手を見たときは)ちょっと別次元。別の世界を見せられたというか、同級生でこんな人がいるんだ、と。
それでも、高校日本代表で、同じ部屋になって、寝るときに「聡、ちょっと怖いから電気つけたままでいいかな?」って。その時に「あっ、怪物もお化けとか暗闇とかは怖いんだ」と親近感がわきました。
彼が先頭でいつも走ってくれていたので、我々“松坂世代”は盛り上がったのかなと思います。
お疲れさま。
本当にありがとうございました。