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今季限りで退任表明の阪神・矢野監督 ミーティングで“現状戦力ダウン”の心境を吐露

2022年2月1日 20:02
今季限りで退任表明の阪神・矢野監督 ミーティングで“現状戦力ダウン”の心境を吐露
今シーズン限りでの退任を表明した阪神・矢野監督
今シーズン限りでの退任を明らかにしたプロ野球・阪神矢野燿大監督(53)がキャンプインを控えるチームに、ミーティングで現在のチームの状況を分析した上で意気込みを語りました。

これは阪神タイガースの公式YouTubeチャンネルが公開した映像で、キャンプイン前夜、先月31日のものです。

矢野監督は冒頭、「去年、ほんまに悔しい思いして、俺も悔しかったし、みんなもそういう思いはあったと思います」と、ヤクルトにシーズン終盤で追い越され、2位に終わった悔しい昨シーズンを振り返りました。

「全体的なチーム戦力でいったら、正直スアちゃん(=昨年退団したロベルト・スアレス選手)が抜けて、現状では戦力ダウンだなと思っています」と正直な心境を吐露。

しかし一方で、「まだまだ若いチーム、成長していけるチーム、まだまだ可能性を秘めたチームだと思います」とチームにかけた期待も明らかにしました。

さらに「現状レギュラーは近本(光司)だけと俺も言っているように、誰もがチャンスがあって誰もが出られる可能性がある」と断言。

その上で、「みんなでバチバチの競争した中から、はい上がってきた選手を使っていくという、なるべくわかりやすくしていきたい」と選手を鼓舞しました。

また、チームのスローガン「イチにカケル!」については「今の俺らにぴったりやと思う」と一言。

「一瞬、一打、一投、一丸、日本一、いろんな『1』がかけられると思うんでね、そういう意識を貫いてやっていく一年にしていきましょう」とコメントしました。

優勝を逃した悔しさをバネに、「個人のレベルアップしてもらいながら、1番上も目指してやりきっていきましょう!」と優勝へのこだわりを強くみせ、締めくくりました。
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