巨人リーグ最終戦 戸郷が4回6失点降板
◇セ・リーグ、ヤクルト×巨人(24日、明治神宮野球場)
リーグ最終戦の巨人は首位のヤクルトと対戦。
前日(23日)までリーグ戦61勝61敗(20引き分け)と、勝率五分の巨人は、この最終戦にリーグ勝ち越しをかける大事な一戦。
先発を任されたのは、ここまで9勝を挙げ、2桁勝利を目指す戸郷翔征投手。
戸郷投手は立ち上がりの初回から3回までヤクルト打線に1本のヒットも許さない完璧なピッチングを披露します。
しかし4回、先頭打者にこの試合初めてのヒットを許すと、その後フォアボールなどでノーアウト満塁のピンチを招きます。
ここで村上宗隆選手・サンタナ選手に連続タイムリーを浴び3点を献上。
さらに2アウト2塁3塁とピンチは続き、ここでヤクルトの8番・西浦直亨選手を申告敬遠し。満塁策で9番打者のピッチャー原樹理選手と勝負します。
すると原選手に3球目を強振され、これがレフト線を破る走者一掃の3点タイムリーヒット。
6失点の戸郷投手は4回75球、被安打4、奪三振2の投球内容で降板しました。