×

【28年前】10月28日「ドーハの悲劇」

2021年10月28日 18:01
【28年前】10月28日「ドーハの悲劇」

『10月28日』、スポーツ界に起きた話題を紹介します。

28年前の1993年10月28日、後に日本サッカー史上最大の悲劇として語り継がれてきた「ドーハの悲劇」が起きた日です。

カタール・ドーハのアル・アリ競技場で行われた94年のアメリカワールドカップ・アジア地区最終予選最終節、イラクとの一戦。

試合前の時点で日本はグループ1位、初めてのW杯出場に王手をかけていました。

試合は開始5分に三浦知良選手がヘディングで先制。後半24分に中山雅史選手がシュートを決めるなど2ー1と勝ち越していました。

試合途中で、同じグループのサウジアラビアと韓国の勝利が判明。
日本はこのまま勝てば、アメリカW杯の出場権を手にしていました。

悲劇が起きたのは後半ロスタイムでした。

日本の左コーナーキックを得たイラク代表は、素早いパスでつなぐショートコーナーを選択。パスを受けたイラク選手は、対応に入った三浦選手をかわし、クロスをあげます。

そのボールにイラクのMFオムラム・サルマン選手がヘディングであわせると、ボールはゴール左隅に吸い込まれていきました。GK松永成立選手は、一歩も動けずボールの軌道を見送りました。

試合終了間際でまさかの同点ゴール。

そして、試合はそのまま終了。2-2で引き分けた日本は、得失点差で3位に転落。サウジアラビアと韓国がW杯への出場権を手にし、日本は初出場を逃す結果となりました。

「ドーハの悲劇」から28年。日本は、98年のフランス大会でW杯に初出場してから6大会連続で出場権を手にしています。現在、最終予選では苦戦が続く日本代表。「ドーハの悲劇」を知る森保一監督が7大会連続で日本をW杯出場へ導けるか、手腕が問われています。


◇「ドーハの悲劇」日本×イラク 当時のスタメン

GK 松永成立
DF 堀池巧
DF 井原正巳
DF 柱谷哲二
DF 勝矢寿延
MF 森保一
MF ラモス瑠偉
MF 吉田光範
FW 長谷川健太
FW 中山雅史
FW 三浦知良

監督 ハンス・オフト


写真:アフロ