新体操・団体“ミルフィーユ”決め銅メダル
◇新体操 世界選手権・団体種目別決勝(31日、福岡・北九州市)
東京五輪から今大会に向け今岡里奈選手、稲木李菜子選手の2人が加入し、新たなチームで臨んだ世界選手権。前回大会、団体種目別ボールで金メダルを獲得しているフェアリージャパンは、29日の予選を2位で通過しています。
演技冒頭、選手の脚の間を回転しながらくぐり抜け、ボールを受け取る“くるりんぱ”を決めると、上に投げたボールを土台の選手に、背中合わせで担がれながらキャッチする“ランドセル”も見事成功。選手たち自らが名付けたオリジナル技を次々と決めます。
演技中盤、5人が同時にボールを交換する場面では、キャッチし損ねるミスがありましたが、3人の選手が重なりながら回転する大技“ミルフィーユ”はしっかり決めて演技を締めくりました。5人の美しい舞に会場から大きな拍手がおくられます。
フェアリージャパンの得点は44.500と、ロシア体操連盟、イタリアには届かなかったものの、銅メダルを獲得しました。
写真:アフロスポーツ
※写真は10月29日撮影